順調に思えるときこそ。
3月31日から始めた熱海オフィスでの開発合宿も、いよいよ明日で終了です。
合宿期間中は、睡眠・食事・運動以外の時間はすべて仕事に充てているわけですが、こういう生活も悪くないです。
むしろ、様々な誘惑もないので、自分のやるべきことが明確になり、生産性が東京の数倍も上がった気がしています。
集中力が切れてきたと思ったら、ベランダから海を眺めたり、海岸線沿いを散歩したり、温泉に入ったり。
そうやって脱力をしっかりと出来ていることも、生産性を高めている要因だと思います。
この熱海合宿では、会社サイトを一気にリニューアルすることも出来ましたし、今後の事業展開の具体的な方向性についてもメンバーとしっかりと擦り合わせすることができ、ある程度の見込みが得られました。
まさに充実の合宿となったわけですが、こうやって順調に思えるときこそ、油断せず危機感を持っていたいと私は思います。
なぜなら、やはり人間追い込まれた時の方が力を発揮するものだと思うからです。
追い込まれれば追い込まれるほど、無駄なものは削ぎ落とされ、本質的なものがスピーディに出来上がっていくことをヒッチミーの開発時に体感しました。
普段だったら2日かかることを半日でやってのけてしまったり、何かしらの危機感や切迫感といったものが私たちの能力を最大限引き出してくれると私は考えています。
だから、順調そうに思えるときこそ危機感や切迫感を大切にし、意識的に自分を追い込み、成果を高めようとすることが大事です。
誰にやらされるでもなく、言われるでもなく、自分で自分を律し、目的のために危機感を持って目の前のことに取り組む。
そうやって自主性をもって日々鍛錬することで、いざ何かあったときでも心を揺さぶられることなく、問題に立ち向かっていけるようになれるのだと思います。
私たちもいつ本当に危機的状況に陥るかわからないので、油断せず周囲に細心の注意を払いながら、これからも活動していきたいと思います。