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2015/06/21

"いつか"に期待しない。

「いつか」という言葉を使って、先延ばしにしていることはないだろうか?

今はまだお金がないから、いつか・・・

今はまだ経験がないから、いつか・・・

今はまだ人脈がないから、いつか・・・

やってみたいことに取り組まない理由をお金や経験、人脈などに求めては、先延ばしにする。

「いつか」という言葉を使っては、今、理想の実現に向けて本気で考えるということを放棄する。

むしろ、お金や経験、人脈が全部揃って何かを始められることなんてあるのだろうか?

それに、今、実現に向けて本気で考えるということを放棄して、そのいつかというタイミングが来たときにいきなりそれらの課題が解決できるような自分になっているのだろうか?

そのときになったら、今度は「若くないから・・・」とか適当な理由をつけて、何も行動に移さずにあきらめていくのではないだろうか?

私たちは、「いつか」という言葉を逃げに使っては、自分はやればできるんだという可能性をいつまでも残しておきたいだけなのかもしれない。

未来に甘えて、今の自分を甘やかさない。

何も決断しなければ、未来を変えようとする力なんて湧いてきやしない。決断するから、変えようと力が湧いてきて、頑張れるわけだ。

何も決断しないうちは、ただ惰性的に有限の人生を消化しているだけになってしまうと思う。

いつかに期待せず、今この瞬間に何かを決断し、動き出す。

ただ、動き出したら動き出したで自分の未熟さとも向き合うことだって多々ある。

恐怖心、羞恥心、嫉妬心といったいろんな感情が自分の中で渦巻くだろう。

でも、そんな感情と向き合いながら、未来を好転させようと自ら道を模索し、切り拓いていく。

これこそ、人生の醍醐味だと私は考えている。

だから、「いつか」という言葉を逃げに使って、今、本気で何かに取り組むことを先延ばしにするのはやめにしたい。

やりたいことがあるなら、今からそれに向けてできることを何かひとつでもいいから始める。

そして、その実現に向けて本気で考え抜く。

「いつか」に過度に期待して、今から逃げるのだけはやめよう。