場所を気にせず働く!テレワークで使っているツールまとめ
こんにちは、小俣です。
私たちが東京だけではなく、熱海にも拠点を構え、テレワークという働き方を本格的に実践し始めてから1年が経ちました。
基本的には東京オフィスを営業拠点、熱海オフィスを開発拠点として位置付け、活用しています。 ただ天候が悪ければそれぞれ自宅で仕事をしたり、場合によっては旅先で仕事をしたりと、場所を気にすることなく働いているのが現状です。
私たちがこういった働き方を実現できているのも、テレワークに必要なあらゆるツールが無料もしくは比較的安価で利用できるようになったからに他なりません。
そこで、今日は私たちがテレワークで活用しているツールを紹介していきたいと思います。
◼︎appear.in
リンクURLを作成し、それをメンバーと共有すればすぐにビデオ会議が始められるサービスです。 会員登録やログインする必要もないので、Skypeなどのツールに比べて手軽に使うことができます。
【利用シーン】
セルフリーでは、メンバーそれぞれが異なる場所にいることも多々あるため、定期的な情報共有や顧客対応に関する長めの会議の際に利用しています。
appear.in:https://appear.in/
◼︎sqwiggle
1分、5分おきにメンバーのスナップショットが画面上に表示される常時接続型のテキスト&ビデオチャットサービスです。 離れて働いていても、メンバーの顔が見えるので一緒に働いている一体感を感じることができます。
また、これを使えば離れていてもまるで隣の席にいるかのようにメンバーと話すことができるため、メンバー間でのコミュニケーションも希薄になりません。
【利用シーン】
ちょっとした仕様の確認や雑談したいときに利用しています。
sqwiggle:https://www.sqwiggle.com/
◼︎Bitbucket
コミットされたファイルの履歴などを閲覧することができるホスティングサービスです。 別拠点からでも手軽にソースコードを確認することができるため、それぞれがウェブ上でソースを修正することができます。
離れた場所にいても、開発スピードが遅くなることはありません。
【利用シーン】
LPの文言修正やデザインの修正など、適宜利用しています。
Bitbucket:https://bitbucket.org/
◼︎Trello
チームでの仕事を容易にしてくれるプロジェクト管理ツールです。 視覚的に非常にわかりやすく、ワークフローの把握やToDo管理も直感的にできます。
重要度の高いタスクもメンバー全員が一目で確認することができるため、着実にタスクを完了させていくことが可能です。
【利用シーン】
開発タスクはもちろん、業務上のタスクまでTrelloに一括でまとめて、業務の進捗管理に利用しています。
Trello:https://trello.com/home
◼︎CallConnect
自社開発したCallConnectは、ブラウザ上で電話の受発信や通話履歴の管理、通話録音などが即日可能になるクラウド電話サービスです。 ZendeskやSlackなどと連携し、それぞれが別拠点にいてもスムーズな電話サポートを実現するのに役立っています。
本社にいるメンバーが毎回電話を受けて、いちいちそれを別拠点にいるメンバーに取り次ぐといった手間は一切かかっていません。
【利用シーン】
お客様からの電話問い合わせ対応、カスタマーサポート
CallConnect:https://www.callconnect.jp/
◼︎Zendesk
日々のヘルプデスク対応を効率よく一元管理できるビジネスツールです。 メールで寄せられた問い合わせの返答ステータスを管理し、返信し忘れていたということも防ぐことが可能です。
私たちは、CallConnectとZendeskを連携し、電話で寄せられた問い合わせ内容もチケット化して、漏れのないきめ細かい顧客対応を心がけています。
【利用シーン】
お客様からのメール問い合わせ対応
Zendesk:https://www.zendesk.co.jp/
◼︎Slack
シンプルなデザインで、ショートカットキーも豊富なため、情報共有はもちろん、情報の蓄積もしやすいコミュニケーションツールです。
テキストチャットやリンクのシェアなど社内における日常的なコミュニケーションに利用しています。
ZendeskやCallConnectと連携することで、お客様からの電話/メールでの問い合わせ内容もSlack上に通知されるようにしているため、スムーズな顧客対応を実現できています。
【利用シーン】
日々の情報共有
Slack:https://slack.com
◼︎終わりに
テレワークを実践して約1年が経ちましたが、その間に自社サービス「CallConnect」も無事にリリースすることができました。引き続き開発を続けていますが、テレワークだから余計にコミュニケーションコストがかかって、開発スピードが落ちたなんてことはありません。 むしろ、場所に縛られず、その時その時でメンバーそれぞれが一番高いパフォーマンスを発揮できる場所を選択して働くことで、生産性が高まっているように感じます。
人それぞれ趣味嗜好が異なるように、どこで働けば一番パフォーマンスが発揮されるのかということも人それぞれ異なるように感じます。 それをなんとなくの理由で一つのオフィスに縛ってしまい、その人の創造性を阻害することになってしまっているとしたら、これほどもったいないことはありません。
テレワークを1年続けてきて感じたのは、ビジョンの共有と価値観の共有を徹底して行うことができれば、物理的な距離はさほど問題にならないということです。 “どこで働くか”ということは大した課題ではないのです。
今後も、働く場所の多様性を認めて、より高いパフォーマンスが会社として発揮できるよう「テレワーク」という働き方に取り組んでいきます。
~弊社のテレワークスタイルが取り上げられました。~
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▼リモートワークラボ
http://www.remotework-labo.jp/2016/03/interview05/