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フィードバックをする側、される側の心得

2016.12.29

アウトプットの質を高めるためには、他者からのフィードバックを生かそうとする姿勢が欠かせません。
より良い製品を作ろうと思ったら、顧客からのフィードバックを参考に、製品を改善することも必要になります。 また、会社として何か対外的に成果物を出す場合も、社内メンバーからのフィードバックがあるからこそ、成果物の質を高めることができます。

仕事をする中では、フィードバックをすることも、されることも案外多いのが実情ではないでしょうか。

しかし、どのようにフィードバックをすればいいのか、受け取ったらいいのかということについてはあまり学んできていないように思います。

そこで、今回は「フィードバック」をテーマに、する側、される側が持っておきたい心得についての考察を書いていきます。

フィードバックの目的って?

そもそも、「フィードバックは何のためにするのか?」ということについて考えてみます。

もちろん、単なる感想を言うだけではフィードバックになりません。ある結果に対して良かった、悪かったという感想を言うだけでは何も改善されないのです。

フィードバックは、あくまで目的達成に向けて相手の活動を修正、活発化させるために行われるべきでしょう。

この意識がない限り、フィードバックをしたつもりが単なる批判で終わり、相手の意欲を削ぐだけの結果になってしまうこともあります。
また、相手に事実を伝えることをためらってしまえば、単に賞賛するだけで終わり、具体的な修正・改善が望めなくなってしまうこともあるでしょう。

では、フィードバックをする側はどんなことに気をつけて、フィードバックをすればいいのでしょうか。

フィードバックをする側の心得

1. 上から目線にならない

社内の立場によっては上から目線でフィードバックをしてしまうことがあるかもしれません。 しかし、こういった姿勢はできるだけ取らない方がいいでしょう。特に同じ会社のメンバーに対してフィードバックをする際は、間違っても自分の方が優れているということを示したいがためにフィードバックを行なってはいけません。
一緒に良くしていこうという心構えで発言するようにしましょう。

2. なるべく早く行う

フィードバックは、なるべく早く行うようにした方がいいでしょう。成果物が出てからフィードバックまでに期間が空いてしまえば、相手も行動変容しにくくなってしまいます。
鉄は熱いうちに打てというように、フィードバックもすぐに行うようにした方が、相手に受け入れられやすいでしょう。

3. ポジティブな要素、ネガティブな要素をバランス良く含める

フィードバックには、ポジティブな要素とネガティブな要素、両方必要です。
相手の活動を活発化させるためには、良かった点はどう良かったかを伝え、今後もその点を伸ばしていってもらう必要があります。
もちろん、これだけでは相手の活動を修正することは難しいです。そこで、悪かった点はどう悪かったのか、今後どう改善したらいいのかということも含めて伝えるようにすればいいでしょう。

では、反対に、フォードバックをされる側はどんなことに気をつければいいのでしょうか?

フィードバックをされる側の心得

1. 素直になる

努力して作った製品などに対して、改善案を伴っているとはいえネガティブなフィードバックをされると、自分が否定された気になることもあるでしょう。
しかし、より良い製品を作る上ではこうした気持ちが障害になることもあります。そのため、フィードバックを最初から突っぱねるのではなく、一回素直に受け入れる姿勢が重要といえるでしょう。

2.鵜呑みにしない

フィードバックで提示された案も、一つの案でしかないことを知リましょう。それが必ずしも正解とは限りません。そのため、安易に鵜呑みにするのではなく、一旦受け入れた上で、より高次な答えを出せるように再考するといいでしょう。

3.深掘りする

フィードバックを単に受け取るだけでなく、なぜそう思ったのか、なぜそう言えるのかなど背景についても知るように心がけるといいでしょう。それによって、一番の問題はどこかを明確にすることもできます。質疑応答を繰り返し、フィードバックの意図を正確に掴むようにするといいでしょう。

事業を成長させるために

フィードバックをする側も、される側も、フィードバックを具体的な成果につなげるために持っておかなければならない心構えがあります。
フィードバックを有効活用することで、事業の成長を加速させられるように、改めて現状のやり方について振り返ってみるのもいいでしょう。