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2020/02/29

Facebook 広告とは?特徴と運用の基本

Google 広告と並び、2大デジタル広告のひとつであるFacbook広告。商品や求人の広告、サービスの紹介などあらゆる業種・業態の広告が配信されています。 Facebook 広告はどのようなものなのでしょうか?そして、どのように活用すれば成果につながるのでしょうか。
本記事ではFacebook広告についてご紹介します。

Facebook 広告 とは?

世界で20億人を超える世界最大のSNS Facebook のユーザーに配信できる広告です。
配信先は、Facebook 本体以外にも、メッセンジャーやインスタグラム、提携先のアプリや携帯サイトなどがあります。

Facebook 広告の特徴は?

性別から年齢、趣味、どのようなものにいいね!をしてきたかといったデータが、実名制のアカウントに基づいて存在しています。そのため、cookieに基づいた計測と比べて、より詳細で正確なターゲティングを指定することができます。また、豊富なユーザーデータを活用し、成果を出すための機械学習などの仕組みが常に進化しており、多くの企業や個人によって利用されています。

Facebook広告で成果を出すためには?

配信の目的を決める

広告の目標を何にするかという方向性を間違えてしまえば、成果を出すことはできません。
リード獲得やコンバージョン、ブランド認知アップなど、12種類の目的からビジネスの目的にあったものを選びます。 そして、機械学習による最適化という設定を活用するようにします。

自動化を見据えた設定を意識する

Facebook 広告はGoogle広告同様に、機械学習が非常に優秀です。
重要なのは、広告を機械学習を活かすような設定にすることです。広告セットを細分化すると、データが貯まるスピードが遅くなってしまうため、なるべくまとめるようにしましょう。

週50件のコンバージョンを目標にする

Facebook 広告は、1週間に50件以上発生するコンバージョンを選択することを推奨しています。
この件数が確保されないと、Facebbok の機械学習が開始できないとあります。

しかし、いきなり週50件のコンバージョンは難しい場合も多いでしょう。 一定数のコンバージョンが見込めない場合はマイクロコンバージョンへの変更を検討します。
購入をいきなり週50件とするのは難しくても、その手前のカートへの追加などをコンバージョンとすることで、件数を達成できるかもしれません。カート追加だけでは、売上が増えるわけではありませんが、最適化につなげることが可能です。
会員登録をコンバージョンにしている場合は、ランディングページへの遷移数を目標にし、データを貯めることを優先します。
また、ターゲティングのセグメントを複数作成した際には、重複を避けるようにしましょう。

オーディエンスの設定が重要

Facebook は趣味年齢、学歴、職場、興味関心や行動など、精度の高いオーディエンス(配信先の属性)を作成することができます。
例えば自社サービスの Facebookページに、いいね!をしたユーザーは、サービスに興味を持っている可能性が高いです。そういったユーザーに広告を配信したり、類似のユーザーのオーディエンスを作成することで、成果につなげやすくすることができます。
また、既存顧客のメールアドレスや電話番号などをCSVにしてアップロードすることで、既存ユーザーのオーディエンスを作成することができます。既存顧客に近い新規ユーザーにアクセスしたい場合は非常に有効です。既にサイトに訪れたことのあるユーザーに再び広告を出すリターゲティングもあります。

動画>画像>広告文>見出し

Facebook広告のパフォーマンスに大きな影響を与える要素として、動画や画像のビジュアルがまず一番大きく、次いで広告文、見出しの順になっています。広告文や見出しだけを改善しても、結果につながりづらいため、まずは画像や動画の改善を優先させましょう。
特に動画広告は画像と比べると、コンバージョン率が高く、CPAを抑えられると言われています。また、エンゲージメントも高まりやすいため、検討する価値があります。

所感

Facebook 広告は、Google広告と並んで、デジタルマーケティングにおいて重要な媒体です。 配信を自動化できるなど非常に便利ですが、機械学習にあった構造にする、オーディエンスをしっかりと設定するなど、成果を出すために知っておくべきことも多くあります。
Facebook公式の「Facebook Blueprint 」ではFacebook広告の始め方から改善の仕方まで、無料で学習することができるようになっています。 Facebook 広告に興味のある方は是非一度見てみてください。