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Twilio Video が正式リリースされました

2017.04.28

こんにちは、本間です。

今まで ベータ期間が続いていた Twilio Video ですが、 4月27日に Twilio Blog にて正式リリースがアナウンスされました。

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そこで本記事では、ベータ期間の Twilio Video から正式版の Twilio Video でどのような変化があったのか、調査した内容をまとめてお送りします。

Video REST API の登場

Twilio Video でついに REST API が登場しました。

Video REST API により、会話部屋の作成や WebRTC の TURN 設定、Webhook によるステータスコールバック、会話部屋の最大参加人数の操作などが可能になりました。

特に REST API での会話部屋の作成は待ち望まれていた機能でしょう。従来は JavaScript SDK で部屋名を指定して会話部屋を作成/入室するしか方法がありませんでした。REST API の登場で好きなタイミングで会話部屋を作成することができます。事前にサーバー側で作った会話部屋に人を招待したり、会話部屋自体をサーバー側で管理することが可能になります。

Beta 期間で存在していた Configuration Profile という項目が消え、さらに Video API が登場したことで、Twilio の サブアカウントの仕組みを Twilio Video にも適用できるようになったというのが個人的に最も嬉しいことです。これで例えば SaaS のビデオアプリケーションを作った際に、企業ごとにサブアカウントを作って Video 通話の料金をそのまま請求するといった実装も可能になります。

会話部屋の一覧も取得できるようになりました。入室可能な会話部屋一覧といった形でユーザーに見せることもできます。

会話部屋の設定

会話部屋を Twilio コンソールで設定できるようになりました。会話部屋の最大参加人数、Webhook URL などを Web 上で設定することでその場で反映されます。

また、生成する Video トークンごとに権限を設定することができます。その生成したトークンで入ることのできる会話部屋を事前に指定することができます。

意図しないユーザーの会話部屋参加を防ぐことができます。

その他事項

まずよく聞かれる Twilio Video でのビデオ配信のような仕組みですが、今回のリリースでもまだ実現されていないようです。今後、そのような仕組みが提供されるかどうかも不明です。ただし、一人だけ音声/映像配信を ON にして、他は受信のみという設定も可能です。その設定で最大何人まで可能になるのかは試してみる価値はありそうです。

基本的には10人程度までの”同時の”ビデオ通話や音声通話という認識でいたほうが良いでしょう。この点を理解した上で、最適な ビデオアプリケーションを作ることが求められます。

最近 Twilio Video の料金体系も少し変わりました。1人が会話部屋に参加するごとに1時間で1円の金額となります。10人参加すると10円です。詳しくは 料金ページをご参照ください。

終わりに

ベータ期間が長く続いた Twilio Video ですが、ようやく正式公開がされたということで本番のプロダクトに採用できるようになったパターンが多いのではないでしょうか。特にベータ以前と以降で大きな変化が起こっていますので、この変化がひとまず安定したと認識して問題ないでしょう。

より使いやすく柔軟になった Twilio Video でぜひ素敵なアプリケーションを作ってみてください。

selfree では引き続き Twilio Voice だけでなく、 Twilio 全般に関する最新技術を追い続けていきます。