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2018.10.12

営業時間設定の改善に込めた想い

こんにちは、本間です。

本日、弊社の提供する CallConnect で営業時間の設定をより柔軟にできるカレンダーUI のリリースを行いました。

エンジニアの私がこの機能に込めた想いや裏話を本記事でご紹介します。

従来の課題

これまでの CallConnect の営業時間の設定は、以下のように曜日と時間だけを設定するシンプルなものでした。

曜日にチェックを入れ、時間をドラッグするだけで設定できる手軽さから、この機能が長らく提供されていました。私自身、この10秒で設定できる簡単な方法に魅力を感じていました。

とりわけ弊社のように平日10:00~18:00 に電話を受け付けるという決まりにしている場合には、これだけで求める営業時間を設定することができました。しかし、声の数としては少ないものの、お客様から「柔軟に営業時間の設定をしたい」という声が度々上がってくるようになりました。具体的には

  • 昼休憩の時間を入れたいので、その時間に営業時間外ガイダンスを流したい。
  • 水曜日は午後だけの営業になるので、曜日ごとの時間設定をしたい。

などが挙げられます。今までは、上記の対応のために CallConnect にログインして都度営業時間を変えていただくという方法を案内していました。もちろん、この方法は実際に作業するお客様にとって手間ではあります。

しかし、上記のニーズを叶えるために、製品のUIが複雑になってしまっては、上記のニーズがないお客様の操作性や体験が悪化することになってしまいます。これまでうまい解決方法が見つからず、実装に踏み切ることができませんでした。

新しい挑戦

「従来の設定の手軽さを失わずに、より柔軟な営業時間を設定する。」一見すると矛盾するような改善に取り組みました。

様々な営業時間の設定方法を弊社で検討した中で、やはり直感的に設定できるカレンダーUIは魅力的でした。まずカレンダーUIで実装をしてみて、実際に動くものを見てからリリースするかどうかを判断しようという流れになりました。

とりわけ開発者の私が意識したのは、「従来の営業時間設定で満足していたお客様が、今回のUI変更で手間になることを避ける」ということです。従来の機能で満足いただいていたお客様が「面倒になった」と感じてしまうものにした時点で、シンプルでなくなったことになります。

そこで、曜日をまたいだ営業時間の設定を手軽にできる実装を行いました。上記でご紹介した GIF のアニメーションでは、一日ごとに縦にドラッグ&ドロップで営業時間を指定していましたが、実は営業時間を横にもドラッグすることができます。 これによって、例えば “月曜~金曜の10:00~18:00” を営業時間として設定したい場合、月曜10時を始点として、金曜18:00のエリアまで右下にドラッグ&ドロップすれば良いだけとなります。 こうすれば、従来の営業時間スライダーを調整していたのと同じくらいの手間だけで営業時間を設定することができると考えました。

その開発の中で、ディスプレイサイズの小さいノートPCなどで営業時間の設定をするのが難しいという課題も出てきました。この課題を解決するため、各ディスプレイに最適なサイズのカレンダーを表示するようにしたり、営業時間を伸ばす際の自動スクロールを心地よい速度や停止条件にすることにこだわりました。

このようなカレンダーのUIを提供する開発者向けのライブラリは実はたくさんあります。これらを使えば誰でもすぐに似たような機能を実装できるでしょう。しかし、CallConnect にとって最適なUIを実現するために、このカレンダーは全て自前で実装されています。だからこそ、細かいところにまで手の届く営業時間設定になったと自負しております。

終わりに

本記事では、シンプルさを極めつつも機能をより便利にするために行ったカレンダーUIの改善についてご紹介しました。

ぜひ CallConnect をご利用中の方は一度触れてみていただけると嬉しいです。もしフィードバックがございましたら、お気軽にご連絡ください。

引き続き“シンプルさ”と“柔軟さ”のジレンマに立ち向かいながら、CallConnect を改善してまいりますのでよろしくお願いします。